あきらめない強い精神とは、まるで実態のない「できる」という呪文を頭のなかで反復する行為 「図解モチベーション大百科」
動機付け
- キャンディ効果 メンバーのいい気分を作る 作業捗る
- ご褒美の効果は二ヶ月
- 自問式セルフトーク 断定よりも疑問の方が答えとモチベーションを引き出す助けになる
- 日記に自分にとって今一番大切なことは何か、その価値に結びつくどんな行動をとったか書いてもらう、自分の価値観を思い出すと自信が強まり、周りの人に対する愛情が深まる
- 自発的な行動に対してご褒美を与えると内発的動機づけが損なわれる
- なんの見返りも意義も生産性もないからこそ良い
- やりたいことは手順を減らし、やめたいことは手順を減らす
- 他人の比較よりも自分の成長度合いによって評価された方が人は努力しやすい、前と比べてどうだったかを評価規準にする、客観的理由でやらない
- インセンティブは成功したらあげるより、失敗したら取り上げる方が効果がある。基本的には安定や現状維持をめざしながら生きている
人をうごかすものは最終的には6つしかない
- 安定感
- 変化(不安定感)
- 重要感
- つながり
- 成長
- 貢献
人材育成
- 人の考えは理由をたずねると強化され、目的をたずねると軟化する傾向がある
- 他人の言葉遣いに引っ張られず自分らしい言葉を使おう
- やりたくないことはどうしたらやりたくなるかを考えよう
- 存在にむすびつけて褒めた方が意識の深いところに影響を与える
- 人は自分と主義が似ているけど考えを徹底していない人のことを嫌う傾向がある
- 仕事のずっと先を想像する、今自分が取り組んでいる仕事が社会にどんな風に役立つかを考えるとモチベーションが上がる
- ダメだったものをまた試す、つまり何度か失敗したというだけでうまくいく可能性が残されているのにも関わらず私たちはいともたやすくあきらめやすい
目標設定
- 人は求められた以上のことはしない傾向にあるが、具体的で難しすぎず、受け入れられるレベルの目標を提示されるとやる気をだす、いつでもだれでも同じように解釈できる具体的なもの
- 競争心ではなく、あなたならできると向上心をあおる
- 信頼関係を築くには一緒に楽しいことをするより、協力が必要な場面を共有した方が信頼関係が芽生えやすい
- 目の前で起きている出来事そのものが、ラッキーかアンラッキーか決めているわけではなく、結果はその出来事に対して、どういう意味づけをするのかによって変化する
- 人は期限が見えないと集中できない
- 理由を考えると行動力が鈍り、何をすべきかに意識を向けると具体的な行動をしやすくなる
- 守らないと他人にどういう影響があるかを伝えよう
- 自分の作業日数は楽観的に見積もりやい
- 自分のこととなると安定志向になるが他人のことになると「なにをすれば後悔しないのかわかる」
- エクササイズは2/3で疲れると予想する(コーチに10回やれと言われたら、15回くらいだと思うことにする)
意思決定
- プロスペクト理論、得るものか失うものか話の順番によって選びたいものが変わる傾向がある
- 得られるものは何かにフォーカス→リスクのある選択肢を避ける、失うものは何かにフォーカス→多少のリスクをとってもいいと考えるようになる
- 穏やかに快適に暮らす幸せもある。あとで振り返った時にあのときは大変だったけど、良い経験だったと思える方が脳はより幸福を感じる。
- 自分の作業計画書を作る、必要なものをあたまで覚えていると必要以外のものも買ってしまいやすくなる、必要なものを紙に書いておけば衝動買いは減る、これは一日の予定も同様、朝一番に今日やることを紙に書いて、デスクの一番目立つところに貼っておく、シチュエーション別にやることを決める。休日も同様。
- 決定を先延ばしにすることによって自分にとって最適な答えを見つけやすくなる
- 常識はずれなものごとからはじめると独創的なアイデアがうまれやすい
OOCEMR
- OUTCOME 何を差し置いても得たい結果を明らかにする
- OPTION 選択肢を出し続けること
- CONSEQUENSE なんでもいいからとにかく結果を出すこと
- EVALUATE 得たい結果にどれだけ近づいているかを評価する
- MITIGRATE マイナス面を減らすこと
- RESOLVE 締め切りをつくること
自己管理
- 疲れているときほど、動作を大きくゆっくりにしよう
- 背中を丸めるとストレスのホルモンが出る
- 事前に考えすぎたり、分析しすぎたりすると行動力が鈍っていく
- やりたくないことをするたびに自制心が減っていき、感情的になり、目の前の出来事に流されやすくなる
- 交互練習は集中練習と比べて、理解しづらく、成果も実感しにくいが、長期記憶の役にたつ
- 自分でコントロールできることがあると、幸せで健康的な生活を維持できる
- ポジティブな空想は人をリラックスさせると同時に人の行動力を奪う可能性がある
発想転換
- あきらめない強い精神とは、まるで実態のない「できる」という呪文を頭のなかで反復する行為
- 自分が直面している問題より他人が直面している問題の方が答えを見つけやすい
- ピンチはチャンスというが、はじめからどこにでもチャンスはあるもの、ただピンチに没頭しているとチャンスが目の前を通っても気づけない
- 仮定で考えるよりそうなった前提から考えた方が、発想が膨らみやすい
感想、おもったこと
- 今回はメモしなかったが、人を巻き込む・仕事をしてもらう方法もたくさん書いてあったので、たくさんのひとに仕事を振るような立場になったら、もう一度読み返したい
- モチベーションで大事なのは他人ではなく自分がどのくらい成長したか
- 物事を具体的にすれば行動につながる
- 期限とかを月単位のもの、週単位のもの、日単位のもの、三時間単位のもの、この30分間というように細かいものにしておくと、すぐに期限がせまってくるので、行動しやすくなる。結局だらだらまだ大丈夫というのは期限が先にあるからであって、常に期限が迫っている状態であれば、ケツに火がついてるどころか、ケツにロケットエンジンつけてるくらいのスピードで仕事できるのではないか。それはあと少し、あと少しと思い続けることによって工夫や行動の回数が増える。そしてその積み重なった達成感が自信に変わり、最終的にでかいことができる
- プロスペクト理論はちょっと物事の言い方を変えるだけで、行動を促しやすくなるのでいいと思った。(リスクをとる選択肢を取って欲しかったら失うものは何かにフォーカスすればよい)
- だれかに夢を語って気持ちよくなっていたらその時点でリラックスしてしまっているので、早くオフィスに帰って仕事をしましょう
具体的に実践できること
- [ ] 今はポモドーロ効果を狙って、25分単位で作業をしているが、期限が細かく設定されていなかったので、二時間単位とかでの細かい目標もたてて、作業をする
- [ ] 自分が取り組んでいる作業が自分のまわりの人、それよりもっと多くの人にとってどういう影響を与えているかを考える
- [ ] すべてがうまくいったとしてどれくらいまでいけそうかを基準に目標を立てる
- [ ] 二ヶ月後にご褒美を用意する
- [ ] 自分が投下できると思った時間に2/3をかけて時間を割り出す
- [ ] 普段の会話の中でプロスペクト理論を使う
- [ ] 更新していないやりたいことリストを更新する
- [ ] 前日の夜疲れている時間に次の日にやることを紙に書き出す
- [ ] シチュエーション別にやることリストを作っておく
- [ ] もう絶対に行かない授業を決める
- [ ] 重要なこと(その課題の解決方法・実装方法など)は休憩を挟んでから決める
- [ ] 人とは違う視点で物事を見るため、スケボーに引き続き乗り続ける
- [ ] 飽きたらすぐ他の技術書・記事・リファレンスを読む
- [ ] 夢を語ったら、夢が覚める前に現実に向けた一歩をふむ
- 作者: 池田貴将
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